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デュラリー1

2010年04月07日 23:47

赤い髪をした女の姿が遠ざかる。
その白い腕に抱えられているのは・・端正な顔立ちの金髪の少年。
女は一度振り向き、赤い唇をゆがめるように微笑むと、姿を消した。
後にはナバール城の硬質な地面が残されていた。




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デュラリー2

2010年04月07日 23:51

「あいつら、だいじょうぶかな?」
暗い洞窟の中で、デュランがつぶやく。
光の精霊の淡い光に、彼の白銀の鎧が輝きを増す。
「あいつらって?」シャルロットがふよふよと浮く光の精霊をつつきながら言う。
「ホークアイたち、か?」
ケヴィンが後ろを振り返りつつ言う。
「しんぱいしょうでちねぇ。デュランしゃんは」
シャルロットがはふぅとため息をつきながら言う。
彼女と出会ったのは結構昔のような気がするが、その体格と、言葉使いは変わっていない。「ホークアイしゃんがいるからだいじょうぶでちよ。・・・むむ??あるいみあぶないでちね・・。ケヴィンしゃん、ヤミのオーラでまくりでち」




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デュラリー3

2010年04月07日 23:56

リース様。
「なぁに?」
リース様もいずれアマゾネスの道を行くのですね。
「そうね、お父様もそう望んでいるわ」
しかし・・・リース様。アマゾネスは男子禁制。いづれの殿方もそばに近づけてはなりません。
「・・・わかったわ」
殿方と交わるときは、アマゾネスたりうる資格は消えることとなりまする・・・。



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デュラリー4

2010年04月21日 22:44

31. 心配


「私のことなら大丈夫です」
差し出した手を拒んで、リースは首を振った。
「先にアンジェラを助けてあげて」



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デュラリー5

2010年05月01日 22:43

61. 怯える



暗闇の中、手を伸ばす。
君は身を硬くする。

こんなつもりではなかった。

徐々に俺との距離が詰まる。
彼女の背が壁にぶつかり、怯えたように俺を見た。



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デュラリー6

2010年05月09日 00:10

「あーーーしんど!」
アンジェラは肩の荷物をおろして女子たちの部屋に放り投げる。

「あー!こら、だめでちよ!!こわれものちゅういでち!」
シャルロットがあわててアンジェラのかばんの中に入っているはちみつゼリーの瓶を確かめる。
ひび、はいってないでち。シャルロットはほっとする。




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デュラリー7

2010年05月23日 00:32

73. 壊れやすい



「殿。ローラントの姫君が到着しました」
「・・・殿なんてやめろ。気持ち悪い」
ホークアイはうるさそうに兵士を追い払うと、手早く身支度を整え始めた。
手櫛でさっと黒髪を整え、絶妙に前髪を一ふさ垂らし、襟を整え、女性が好む香りをつけた。
昔から伊達男だったが年を重ね、より一層魅力的になったようだ。
最後に鏡を見て全体をチェックし、部屋を出た。



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デュラリー8-1

2010年06月06日 11:10

デュランの、自分を見つけるたび。
ちょっと長丁場です。


1.

「デューラーン」
聖都ウェンデルは街中が浮かれモードになっていた。
聖剣をめぐる戦いから10年。勇者たちがウェンデルに戻ってきたこの月はお祭りだ。
そして10年という歳月。
マナの力は徐々に失われ、人々の生活も様変わりしているが、人々はマナの女神を忘れようとはまだしていなかった。
聖剣の勇者であり、今は亡き黄金の騎士の跡を継いだデュランはフォルセナの重役たちより早めに聖都に入った。
そのうわさを聞きつけたのか、はちみつ色の髪をフワフワと揺らしてこちらに向かってくる少女。



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デュラリー8-2

2010年06月19日 20:07

3.

式典から3日。
司祭の容態は思わしくない。
各国の重役が次々とお見舞いのためにウェンデルに来るが、ほとんど会えない状況で、またそれぞれの国に帰っていく。
シャルロットも付きっきりで司祭の看病をしている。
司祭は時たま目覚ますが、何もしゃべらず虚空を見たきりで反応は示さない。



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デュラリー8-3

2010年07月08日 22:07

5.

ウェンデルから、マナの聖地に一番近い場所まで船。そこから徒歩の旅となる。

ウェンデルでの残された時間にデュランは家族に手紙を書いた。通達は行っているだろうが、自分からの手紙を待っているだろうと思った。
ついてきた女もフォルセナに返した。女は渋ったが、連れて行くわけにはいかない。




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デュラリー8-4

2010年08月04日 22:49

7.


デュランの唇が離れたとき、リースは頬を染めてうつむいた。
金色の髪がリースの顔を縁取る。
うつむいたリースを見て、デュランははっとしたように、リースの体を離した。
手に残る彼女の感覚が・・熱い。

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デュラリー9

2010年10月03日 22:20

72. 遠い


聖剣の戦いから7年の月日が経っていた。
聖剣の勇者と言われ、父親の跡を継ぎ"黄金の騎士"の名を継いでも。
彼女は遠い存在。

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デュラリー10

2012年05月06日 00:46

デュラリー5の続きです。



62. 向き合う



「・・悲鳴が聞こえたから・・」
扉に呆然と立っているのはもう一人の仲間。
「・・ホークアイ・・」
乱れているリースの格好と、状況的に俺に有利なものは何もなかった。



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  はじめにお読みください。
  
  こちらのサイトはFF5・聖剣3・彩雲国物語の二次創作小説サイトです。
  カップリングはバツレナ・デュラリー・燕秀がメインです。
  (それ以外はあんまりありません)
  かわいいくらいのエロあります。閲覧は自己責任でお願いします。
  
  上記ゲーム等の版権元様とは一切関係ありません。
  

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